おくむら耳鼻科クリニック

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いびき・睡眠時無呼吸症候群

Snoring・sleep apnea syndrome

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

いびきの最中に呼吸が止まっている(無呼吸)と、体に様々な影響が出ます。多い方は一晩に100回以上も呼吸が止まっているのです。

原因

いびきの主な原因は、鼻からノドまでの空気の通り道のどこかが、狭くなってしまっていることにあります。さらには、寝ている間は体中の筋肉の力が緩んでいるため、舌の筋肉も緩むのです。そうすると、睡眠中は横になっているため、舌がノドの方に落ちてきて、一層狭くなるのです。気道が狭められると、寝ている間に呼吸をする際に、狭いところを通ろうとするために、その気道の周りの粘膜が振動してしまうのです。この振動する時に出る音こそが、いびきの正体です。また、気道が完全にふさがってしまった状態になると無呼吸となります。

  • 肥満
  • アレルギー性鼻炎やちくのう症など鼻の病気
  • 扁桃やのどちんこの異常
  • 加齢

上記のようなものが要因として挙げられ、目覚めが悪い、だるい、昼間に居眠りしてしまう、といった症状が起こります。また、統計的にも交通事故の率が高いといったデータもあります。(特に日中に車を運転する仕事に就かれている方は要注意です。)他にも、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、不整脈などの心臓病、脳血管障害が起こりやすいと言われており、治療が必要になります。

治療方法

いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療法は、

1
日常的にいびきをかかれる方は、睡眠時無呼吸症候群かどうかをまずは診断します。当院で診察を行った後、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、終夜を通して睡眠時無呼吸症候群の度合いを測定する検査機器を貸し出しいたします。機器を装着の上、お休みいただくと検査ができます。(検査方法は簡単です。)
2
検査結果のデータを基に、睡眠時無呼吸症候群であった場合には、CPAP(シーパップ)による改善療法があります。
3
CPAP(シーパップ)による改善療法を行う場合には、酸素マスクのような加圧装置を装着してこれから毎日睡眠をとっていただきます。装着をしなければまた元に戻ってしまいますので、このCPAPを装着しながら、生活習慣の改善、また、睡眠時無呼吸症候群の原因がノドや鼻の病気であった場合にはそれらの治療を行なってゆきます。

※いびきの治療・睡眠時無呼吸症候群の治療は保険が適用されます。